Chapter 2. 北海道の位置と四季 Hokkaido,Location and four seasons.

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Chapter 2-1


【蝦夷地?Ezo-area】

この章は少し専門的なお話として北海道の位置と四季についてご紹介します。
北海道の位置関係と四季情報を知ることは、屋外行動をするためにも重要なカギになります。

Introduction of location & four seasons in Hokkaido area which has been called Ezo area in old era.


北海道は広大な大地と太古からの大自然があり、多くの日本固有種である動植物、特にヒグマとエゾシカが生息していることで知られています。古い日本の歴史上、「蝦夷地」と呼ばれており、国土面積の小さい日本の最北に位置する島状の大地が北海道と命名されました。


それが太古の昔に時代を遡ってみると、地球全体がまだ氷河期と呼ばれていた約2万年前は、北アメリカ地方では巨大な氷河地域が今の北米ニューヨーク州近辺まで張り出していたとされ、ヨーロッパ地方では今のドイツ・ベルリン近郊までが氷河に覆われていたことが様々な研究から判っています。


まさに地球創世の歴史上「寒すぎる時代」と言われていたようです。


しかし、この氷河期のせいで海水が極端に減ったため、世界中で海水面が低くなり、もともと水深が浅かった海底は次第に干上がって徐々に陸地へ変化していった、ということが最近の研究でわかったのです。その後の長い年月を経て、北海道はついにアジア大陸(今のロシア・サハリン)と繋がった、というのが一般学説になっています。


一方、北海道を除く日本の南の地域では、函館~青森間の津軽海峡ほぼ中間線から南の本州から沖縄・琉球地区までは、大陸とは完全に切り離された“島々”だったことも、長年の研究者の文献からも最近になって明らかになりました。


この津軽海峡の中間部分から東西に直線を引いた時の上下方面、いわゆる「南北に隔てた」境界ラインを動物学上の境界名をブラキストン線(Blakiston Line)と言い、その北側に特有の動植物が生きる自然環境を持つ冷帯気候の北海道が存在します。


詳しい説明はウェブサイトで、ブラキストン線(Blakiston Line)を検索すれば出てきますので、更に見識が広まることでしょう。


その広大な風景の北海道は、素人カメラマンでも綺麗に撮れるほど…四季の季節の変わり目がしっかりとしています。四季折々の大自然が描く風景は、特に大雪山国立公園を富良野方面から見た雪解け後の春先6月中旬の風景などは、心に刻まれるような大きな感銘を抱くことでしょう。

また、標高の少し高い山々には残雪というよりは積雪がまだまだあり、空気も冷たく気温は昼間でもプラスの10℃前後が通常です。昼間とは打って変わり夜間にはマイナス気温まで下がることもよくあることで、北海道のどの地域でもあまり大差は無く特別なことでもありません。


ようやく若葉が芽吹いて新緑の匂いがほんの少し漂い始めるのが春先6月中旬頃で、この頃になって初めて春先と呼ばれ、春めいた季節がようやくやって来るのです。
自分のようなド素人カメラマンでも前段のように、デジカメさえあれば美しい風景写真が撮れます。


春先には桜と梅の開花が同時に開花する北海道では基本大原則。これを目当てに国内のみならず海外からも観光客や写真家が訪れることもしばしば。私達北海道で生活する者にとっては、いつもの普通の光景なのです。時折、5月の北海道の気温や天気について質問を受けますが、答えは、真冬の“真”の部分が取れただけの、まだ冬の季節で山岳地や峠付近では吹雪や降雪はごく普通に起きる冬の季節の延長と言えます。



桜の季節の春は、日本の伝統行事「お花見」シーズンですが、北海道では稀に天候は猛吹雪模様になり、道路はアイスバーンにもなり得ます。信じられませんが現実ですので注意が必要です。

In the spring season, Snow-storm will be sometimes occurred in Hokkaido even if a season of traditional Hanami event being all over japan except Hokkaido area. And the road is covering with the frozen ice and snow yet. 



地球が温暖化と言われている昨今、日本全体が花見時期で浮かれている最中でも北海道では吹雪になることが多々あります。当然、雪道専用の自動車の冬タイヤであるスタッドレスタイヤは、5月の連休ゴールデンワイーク(GW)過ぎまで、行く場所によって道路は圧雪・アイスバーン状態なので、交換しないという方はかなり多いのです。特に私のような女子の場合は運転操作が下手なので…冬から夏タイヤへの交換時期は十分に注意を要します。
例年、桜の開花は北海道を除く地域が終わった後が基本で、開花時期は毎年GW直近か、それ以降が通常です。


北海道の南部地域を指す「道南」の函館・松前方面の一部だけがGW前に開花宣言し、道東の根室、最北端の宗谷方面などはまだまだ先で、日本で最も遅い開花宣言をします。


世界自然遺産の道東・知床峠では、隣の斜里ウトロから羅臼までの国道横断道路は、毎年10月からの翌年GWまでの期間は冬期通行止めのままが続きます。急ピッチで開通に向けて排雪作業を行いますが、ほとんど間に合いません。その時の沖縄や九州地方ではすでに「梅雨入り」という状態です。皆さんの住んでいる地域の5月はどんな感じでしょうか?もしかして初夏の様相で気温もグッと上がり、汗ばむくらいの陽気ではないでしょうか。
ちなみに北海道には梅雨の時季はありません。どちらかというと洗濯日和の日が多く乾燥時期と言えます。


北海道では5月にTシャツ一枚で外出はできません、というよりも大変危険です。
まかり間違えば言葉は悪いですが、寒さで命を落とすこともありますのでアウトドア活動をする方は特にご注意下さい。

徐々にその真偽と全容が明らかになりますので、じっくりと内容をご覧下さい。こここでは次が重要なのです。先ほどから何度も書きますが、5月GWや6月、7月でも峠付近だけでなく平地でも雪は降り積る時があります。


以前、オロフレ峠で猛吹雪状態で視界ゼロに遭遇。しかも車のタイヤは夏タイヤで、視界真っ白と同時に頭の中も真っ白状態になりました。おわかりいただけないかも知れませんが、6月でも狩勝峠・石北峠・三国峠でも周囲真っ白の猛吹雪・視界ゼロ状態になったこともあり、夏タイヤで立ち往生したことも何度か経験しています。


石北峠でも夜に吹雪で視界ゼロになった時が何度かありました。このことは北海道の春先に峠越えをする多くの物流ドライバーが経験していることで、特に長距離トラックの運転手からは「6月の北海道で吹雪は特に珍しくはない。
道路はホワイトアウトだから少し休んで運転再開することは普通のことと言われます。 


ところで、ホワイトアウトとは何でしょうか?聞き慣れない言葉ですが、これは冬には猛吹雪で周囲の視界が全く効かず、ゼロの状態になることを指します。


吹雪で自分が今立っている場所、その位置の方向感覚が分からなくなることを、最近ではホワイトアウトなどと言っています。簡単に言うと、自分の周りの景色が吹雪・暴風雪で全く見えなくなり、360℃周囲の方向が見えなくなる状態で、海外の極地帯ではブリザードとも呼ばれています。


北海道の自然環境をあまりよく知らない方は、このような現象は年に何度も予期せず起こることが多々あるので十分な注意が必要です。特に防寒手袋あるいは少なくとも軍手一組は真夏でも持参し、マイナス30℃耐寒用がベターです。


Chapter 2-2.
ここで話はがらりと変わりまして、北海道といえば「グルメな大地」の代名詞で知られ、世界中から注目されるようになりました。今では最も行ってみたい観光地、最も住みたい定住地No.1に選ばれるようになり、世界中から大勢のインバウンドが訪れるようになりました。


特に食べ物の美味しさと新鮮さ、豪快さが売り物の北海道で人気なのはカニ、ジンギスカン、ホッケの開きやイカの刺し身、サケのチャンチャン焼きやホタテバター焼きなどの海鮮モノから寿司、ラーメンなどで、最近ではスープカレーなんていう定番メニューも追加されましたが、バターサンドやパフェなどのスイーツも北海道定番銘柄となり、名物に美味いもの有りで定評あります。


このグルメな北の大地・北海道に、多くの日本固有種である動植物達が生息しています。

その代表格がヒグマ。そして次にエゾシカ、キタキツネは代表的な野生動物。これ以外にエゾモモンガ、エゾリス、オコジョなどの小動物達が沢山生息しており、知床地区はユネスコの世界自然遺産に指定され世界中から生態系の注目の場となっています。


古い時代に蝦夷地 (Ezo-area and direction) と呼ばれた北海道は、大気汚染や環境破壊とは無縁の世界だと言われていましたが、ここ最近の地球人口の増加と時代の変化や気候変動の影響で、今ではそれなりの影響を受けている感がします。

この北海道も地球全体から見れば所詮は小さな島で、地球上の一部に過ぎません。


北海道という「島」を構成する土、水、大気、植物、野生動物もまた限られた資源なのです。


我々人類が、これら資源を有効かつ効率的に運用しないかぎり、この大地この島には動食物や人類も生きていけなくなる時が到来するでしょう。だから、この自然豊かな大地を我々皆で守っていかなければなりません。 


Chapter 2-3.
【北海道では平地で足元に高山植物】
北の大地・北海道では、道端、道路際の平地でさえ、都市部を過ぎた辺りの郊外では、道路のすぐ眼下、車のドアを開けたすぐ足元やすぐ目の前で「高山植物」を間近で見ることができます。

つまり、平地の自然環境が山岳地帯と同様であることを意味しています。
これは、北海道の北緯・緯度の関係上、気象学や気候地帯分類上「冷帯」に属するからです。
You can look many kinds of alpine plants near here and there at flat level along the road in 
the suburbs of the city area in Hokkaido. Do you know what’s this mean?
This means very severe natural environment in Hokkaido. 


【道都・札幌。街中の公園が大自然】
北海道は太古からの日本を代表する大自然が残る広大な大地。その北海道で居住する人口の約3分の1が集中する北の都が札幌市。ここにも手付かずの大自然がそこらへんに存在します。
例えば街中の公園で自治体管理の普通の公園は一つの大きな山を切り開いて作った公園が多く、周囲を歩いて一周するのにも、まさに「山越え」状態。


前田森林公園という場所ついて書くと、この公園の敷地は広すぎて車で移動することになります。百合が原公園では園内に電車が走っていて、初めて言った方は大きすぎて唖然とするばかり。
モエレ沼や隣接する「さとらんど」という所は子育て真っ最中のママさんパパさんは疲労困憊で疲れるだけの広大な敷地。1回行けば暫く行かなくてもイイくらいの広大さで、もうヤメてくれと言いたいくらい北海道の公園はデカいのです。ちなみに川下公園も敷地のデカさは、話したくないくらいの広さで嫌気差すくらい…笑。というように、北海道を初めて訪れたほとんどの人々はこう言います。デカい(笑笑)。 これだけでなく、広い、空が大きい、空気が澄んでいる…こう感じたら、もうあなたは北海道から抜けられない北海道中毒(笑笑笑)。


北海道に住んでいる人はこう言います。何がデカいの?…普通だけど、と(笑笑)
ただし、もっと具体的に書くと次のようになるのです。

「今まで見たことのない動植物に出会った」、「北海道の地名はカタカナ文字が多い」、「100頭単位のエゾシカが目の前を走り去る」「まるで野生王国」「食べ物の全てが美味しいのはどうして?」、「天然記念物の高山植物がすぐ足元で見れる」、「深呼吸できる環境」「先住民のアイヌがいる」「春には桜と梅が同時開花する」…これらは、よく耳にします。


我々北海道居住者からしてみれば何の変哲もナイ、ごく普通の自然の、しかも何の違和感も無い日常の光景なのです。ですから北海道を一気に全部を書き尽くすことは不可能です。
この北の大地はまだまだ未知数の未開の地が多いからです。 


最近認定された日高方面の世界ジオパーク・「アポイ岳」や北海道で一番長い川、石狩川の源流、日本最大の人造湖・朱鞠内湖なども、初めて北海道を訪れる世界中のほとんどの人たちは、透明な川、地平線が広がる広大な大地と澄み切った空気、乾いた新鮮な空気、豊かな自然など、スケールの違いに驚きと感動を覚えることでしょう。


最近は北海道も地球温暖化で温かくなりましたと言いますが、1月~2月下旬の期間は、北海道では平地でもマイナス20℃以下になる厳しい自然環境が普通です。
山間部や盆地だと、放射冷却現象(詳しくはネットでご確認下さい)が起こり、マイナス30℃を下回る地域も多くあります。


ここでは命を守る生情報になりますので、じっくりと目を通しておいたほうが無難です。

読者の皆さんが厳しい気象環境から自らの命を守る、危険回避するためのリスクマネジメント的情報としての位置付けになるので、公的機関ウェブサイトで掲載されているホームページを参考にしながらご覧になるとスムーズに内容が理解できると思います。


これには、北海道の自然環境を甘く見てはいけないという意味合いがあります。
つまり、命を守る鉄の掟となります。

初めて北海道に訪れる方々へ、あえて声を大にして言いたいくらいに北海道居住者が教える「北海道大原則=鉄の掟 」として言い過ぎかと思われがちですが全て事実です。

Chapter 2-4.
【厳寒の地・北海道の厳しい自然環境】
気候分類上、冷帯に属する北海道は少なくとも「温かくない」つまり気温が低く冷涼地域ということです。昨日の気温が25℃だったが今日は20℃になったから気温が低いというレベルではありません。北海道の厳しい自然環境を甘く見ると、最悪、思わぬ落とし穴にはまるという警告の意味が含まれています。


冬期は厳寒の地・北海道になります。単純に1年間の半分は冬で、雪と氷の世界に閉ざされます。夏の季節はせいぜい1か月半程度で春・秋がその間を補充するようなものです。

家の窓は二重サッシでストーブは標準装備でほぼ100%完備されていますが、エアコン普及率は北海道民のわずか数%程度。私の家にもエアコンありません。隣も裏も、近隣住民のお宅にもエアコンはありません。


病院や公的機関やデパート、コンビニなどのお店には一応付いてますが、一般家庭にはほとんどエアコンは有りません。と言うか気温が低く気候的に冷く寒いためエアコンは要らないのです。

北海道弁で、冬場のクソ寒い(…女のワリには口が悪くてすみません)を北海道では“シバレル”と言います。語源はカラダが“縛られて痛い”くらいの寒さになるからだそうです。

 
北海道の雪質は粉雪パウダースノーが基本。最近では雪質が世界でも1.2位を争うほどクオリティが高いと言われている。その冬場での雪山登山やスキーに世界中からのツアー客が来ますが、毎年、立ち入り禁止区域=いわゆる私有地への無許可・無断立ち入り、あるいはコース外の立ち入り禁止区域=危険地帯に入る者が後を絶たないのです。そして自らの命を落とす。これはルール違反。

と言うより、まさに「掟破り」としか言いようがないのです。

北海道を訪れたスキーヤーや登山者、スノーボーダーの何人が、帰らぬ人となったことか。
しかも中には国内外で著名と称賛された方々も命を落としている。自らの名声を誇りたいがための行為か?それは残念ながら全てその者自身の身の破滅を引き起こす結果となった以上、他人の私有地に勝手に許可無く入り込んで、ルール無視をした自分勝手な人間である。

そのような輩に対しては言い方は厳しが追悼の言葉は皆無。

それは、行方不明者探しの捜索活動に、どれだけ多くの地元住民がボランティアで数日間、行方不明者探しで振り回され駆り出されたことか。大迷惑甚だしい限りで毎年で呆れるばかりである。


このような悼ましい結末となっている現実を理解したほうが早いのにもかかわらず、今年もまた無残な姿で何人かが発見された。フランス、ドイツ、オーストラリアなど最近では外国人が多くなっているが地元民の感情は、そんなことはどうでもよく冷やかだ。

猛吹雪視界ゼロのスキー場ゲレンデで、ゴンドラリフトも翌日まで運転再開の目途が立たない状態の最中、周囲からの立ち入り禁止の言葉を無視して山頂目指して歩き続ける姿は、まさに自殺街道まっしぐら。

社会の一定ルールを守れない者の末路は知れている。案の定、この世を去った。しかも警察・自衛隊から捜索ヘリと地元住民も総動員させられ大迷惑を掛けて…。


仕事を離れての遊びやレジャーになればなるほど、ルール規範を守ることが必要だ。この基本姿勢を、いとも簡単に自己判断のみで蹴破ってしまうのはなぜなのか?
職場や会社組織あるいはそれ以外の友人関係など、あらゆる人的つながりは秩序や道徳規範の
中で結ばれている中で、実社会での生活はルール順守が基本なのだが、どうもこの決められたルールを守れない輩が多いのが現実ですね。単に理解力と認識力、あるいは自制心が無いからであるのですが。

北海道にスキーやボードを楽しむ目的で来たのではないのか?何をしに来たのか?
ルール無視しても何でも思い通りになると思ったのか。他人に迷惑を掛けることが目的だったのか…この理由はなぜか?大脳生理学的且つ遺伝子解析が必要なのかも知れない。

簡単に言うと、万引きと同じ低レベルの判断能力に等しい…と犯罪心理に詳しい先生が言っていた言葉を思い出す…同感。つまらない話は止めて本題に入りましょう。


Chapter 2-5.
【極寒の地・北海道の自然環境を甘く見るな】
北海道では世間でよく言われる「寒い場所」などと言う軽い表現は通用しません。
皆さんご存知の「オーロラ」も各地の天文台で観測されるくらいです。つまり、そのくらい厳し過ぎる自然環境ですから、決して甘く見てはいけないのです。

この現実を素直に謙虚にしっかりと受け止めてほしいのですが、耳を傾けずに反論ばかりする人は必ず命を落としています。

北海道の自然環境は絶対に甘くはナイ。何回も書きますが、それだけです。


Hokkaido has fields of many out-door activities because of no-rainy season in Japan.
ここでは梅雨の無い真夏の北海道をお知らせします。アウトドアの楽園と言われているように、北海道の地域の説明も含めて是非知っておくべき地元ならではの情報構成です。
夏の北海道は梅雨が無く爽やか。これは声を大にして言いたいくらいです。

かなり前にも一度書いた通り、北海道に梅雨の時季はありません。夏の北海道は梅雨が無く空気が乾燥しているためジメジメ感はほぼ無しです。真夏だと言うのに外気の湿度はせいぜい約40%前後で上着は長袖でも十分。最近の気候変動でも若干湿度が多くなって来た感はありますが、それでも爽やかと言うとおり、夏の北海道はアウトドア活動が盛り沢山です。どんなアクティビティーが北海道で体験できるかと言いますと山のように沢山あります。

家族でキャンプ、満天の星空の下での花火。世界自然遺産巡りや万年雪での夏山登山とスキー、バックカントリーでスノーボード。川や海・湖での釣り三昧。豪快な水しぶきを上げての川下りラフティング。まだまだあります。静かな湖水に浮かべるカヤックで洞窟探検。

大自然のど真ん中でのカヌー、北の大空を華麗に舞うパラセイリング・・・などなど、アウトドア&アクティビティが沢山あって、とても楽しいことです。どうです皆さん。
北海道は島ではなく“超大陸”です。お忘れなく…笑 


ただ、前段お知らせしたように北海道は津軽海峡を左右に分断した線の南側、いわゆる本州以南とは気象条件が全く違いますから、当然、注意が必要になってきます。

“ブラキストン線”Blakiston Line”これを忘れずに。名称は再度確認しておいて下さい。

特に飲用水、衣服、靴や火などの「生き伸びる」ための装備品は入念に準備し持参して下さい。※実はココからがとても重要なのです。

Chapter 2-6.
【真夏7月、山岳地は吹雪になる】
平地は汗ばむくらいの陽気の初夏の空気でも、山間部の地域・峠は吹雪にもなります。

2009年に起きたまだ記憶に新しい大惨事を書いておきます。

同年7月16日、すでに北海道は平地では初夏の気配を感じ、北海道以外の特に本州方面では35℃超の猛暑日でした。その日、北海道の中央部に位置する大雪山系トムラウシ山で、ツアーガイドを含む観光客9名が極度の低体温症で命を落としたのです。

あの時の引率ツアーガイドや参加者達の少なくとも一人が北海道の厳しい環境をわずかでも知っていたら、あのような悲惨な結末になることは無かったのです。

引率ガイドたる者が事前に現地の下見をするなり、地元民の方々に周囲の状況を聞くなりの情報収集を少しでも実行していれば、また、北海道の気象事情を事前に調べていれば。また、一旦は進みかけた進路を危険と判断して、出発したばかりの距離で、すぐ後ろにある山小屋に引き返す危険回避行動を取る決断と勇気があったならば、惨劇は防止できたはずだ。

しかし、今となれば全てが結果論。引率ガイドの無知・未熟さが引き起こした人命軽視ゆえの悲劇と言えばそれまで。全員が北海道以外のツアー参加者で、楽しみにしていた北海道旅行で大自然との出会いに感動し、誰もが心を打たれたであろう。しかし彼らに悲劇が着実に忍び寄るとは、誰が想像しただろうか。不幸にも悲劇に出くわしたツアー観光客の人達一人一人には、何一つ落ち度や非は無い。さぞ、無念であっただろうに。ご冥福をお祈りするだけです。合掌。

知り合いの大学教授はこうも言っている。
「北海道は緯度の関係で、本州の標高に1,000~1,500メートルを加算した数字の標高数がふさわしいくらい厳しい特殊な気象環境で、特に山あいの地域や峠は通常の天気予報など全く当てにならない」と。これが現実になった事故だった。北海道居住者であれば、誰もが納得するのですが・。

【ここで北海道訪問の鉄則は以下のとおり】
①夏でもジャンパー1枚を必ず持参 ②ニットの手袋・帽子は必携 ③防水カッパ必携 ④足元用「ゲイター」も必携 (詳細はネットで検索)

Chapter 2-7.
【北海道地域の読み方編】
始めて知る方も、懐かしさを感じる方もいるかと思いますが、ここでは北海道の4地域をお知らせします。北海道を大きく4地域に分けると、道南・道央・道北、道東の4つに区域分けされます。

We say Donan (South), Douou (Central), Douhoku (North) and Doutou (East).

北海道居住者は、地図上での道内4地域についての読み方が共通しています。
北海道の中心から見ますと、太平洋側の室蘭市から日本海側の岩内を結ぶ線から南の地域、いわゆる函館側方面を「道南(どうなん)」地方と言い、南北海道(みなみほっかいどう)とは呼びません。十勝平野から半分右の東側の、つまり釧路・根室・網走・知床方面は「道東(どうとう)」地方と呼び、東北海道(ひがしほっかいどう)とは呼びません。

また、旭川から東西に増毛・中湧別までの緯度を水平に北方面にズラして、宗谷方面までの地域を道北(どうほく)地方と呼び、北北海道(きたほっかいどう)とは言いません。おまけに札幌周辺は道央(どうおう)地区と言い、“中央北海道”などとは言いません。なお、帯広・足寄周辺の一帯は「十勝(とかち)」地方と呼んでいます。

ここらへんまでくると、だんだん北海道ツウになってきたのでは。
もう一つ追加でお知らせしますと北海道の〇〇町の “ 町 ”この呼び方ですが、北海道では“ 町 ”の呼び方の99.9%は〇〇チョウと呼ぶのが一般的で、〇〇マチと呼ぶのは道南の森町だけ。実はこれが重要なんです。

一つ例を取り上げますと「長万部町」。この町の名称は、「ナガマンブマチ!?」いえいえ違います。「おしゃまんべ・ちょう」これが正式名称です。しかも先住民アイヌ民族が多いせいか、アイヌ語のカタカナ表記がほとんど。ヤリキレナイ川という名称の川も実在します。写真がどこかにあったはずですので、後日追加掲載します。

携帯電話エリアは圏外多く悲惨です。でも心地良いのが人間的です。TVやラジオの天気予報や道路情報は車社会の北海道では必需品。ラジオ放送でアナウンサーは「今夜の◯◯地方の天気は…それで道路の通行止めの情報がただ今入りました。その場所と地域は次の…」と耳を傾けた途端にトンネルに入って無音。何とも情けないというか、これが普通なのでどうしようもありません。電波の受信状況が悪く、途切れ途切れで急に聞き取れなくなることもしばしばあります。

北海道の携帯通話エリアは2割程度が圏外ですのでお忘れなく。ちなみに最近TV・CMで派手に宣伝している自動車保険会社の謳い文句の“どこでもスピーディーな対応”は、ほぼあり得ません。北海道の2割の地域で全く通話不能の圏外です。

車で何かの事故の際に、あのJAFを呼ぼうにも圏外が多いので途方に暮れる時もあります。ちなみに我ら有害鳥獣駆除ハンターの活動拠点地域は50%が携帯電話圏外。

当然、電波塔なんていう21世紀の産物など見ないし視界にすら入りません。頼るのは仲間うちの車載無線とハンディ無線、そして高感度アンテナ。これが非常に重宝するのです。
無線機頼りが面倒な時は皆で集まる地元天然温泉の休憩室直行。でもラジオは入らない…。

ついでに、近くのコンビニまで車で30分。これが一番近い。笑ってしまいますが現実です。
ガソリンスタンドは土・日は定休日で当番制も無いから車載携行缶に20ℓガソリンを入れて走る。スーパーは夜7時半には閉店なんてのは有害駆除活動をしている地域ではごく普通です。

また、泊りがけの駆除現場で夕食の準備を忘れたら大変です。片道30分の往復1時間走ってガソリン使うか夕食抜きで我慢するか、または必ず射止めて解体シカ肉フルコースにするかの三者択一。

当然最後の選択肢に力が入るのです。自分は命中率は70%ぐらいでしょうか。高級ディナー探しというワケです。夕食無しは何度かありました。つまり北海道では場所によっては、皆様の「非日常が日常」の世界なのです。以前大流行りだった歌で、テレビもねえラジオもねえの、あの歌を地で行くのが北海道の有害鳥獣駆除現場ですが、これがまたホントに心地良いのです。

活動拠点のベースでは天然温泉付きペンション泊りのため電気・水道、食糧はあるけど、素泊まりが基本で、食糧類は各自の持ち込みで賄います。発電機も重宝しますが月明かりが無い時は真っ暗です。外に出ると活動現場にトイレは当然ありません。さてどうします?どうするも、こうするもトイレは無い。できることは一つ。今想像した「ソレ」が大正解です…。

そうです、アメリカ製のバイオ携帯トイレを使って持ち帰って捨てるんですよ。当たり前じゃないですか?。何を想像してたんですか?ホントにもう…笑。時代の最先端を進んでいるのが我らがNPO活動プロハンター…ホントか?ってね。本当ですから安心して下さいね。

さて、いかがですか?ここまでで北海道がどんな大地か、ほんの少しは理解できてきたのかと思いますが、住みたいですか北海道。イヤでしょ…住まないほうがイイですよ…笑。
ただ、春・夏・秋・冬の季節、いわゆる“四季”がハッキリとしているのが北海道の魅力ですね。

まだまだ続きますが、先ずは北海道の全体像をお知らせしました。北海道旅行や冬場のエゾシカ・ハンティングにお越しの際には、有益情報として活用されることを切に願っております。

Chapter 2-8.
【農作物・高山植物の食害はエゾシカが原因】
山林田畑の農産物、樹皮、高山植物の新芽食害はエゾシカが原因です。
でもね、愛くるしいあのクリクリした目と顔つきで見つめられるとですね、時々、可愛いから早く逃げてよねって、チカラが抜ける時もありますよ。そうは言っても狩猟者や有害駆除ハンターのみならず、野生動物を研究している皆様、あるいは北海道をこよなく愛する北海道ファンの方々にとっても、近年、農作物の食害だけでなく、希少種高山植物の花芽の食害が多発し、有害獣の対象とっているのが、エゾシカであることは、すでにご存じの方も多いと聞きます。エゾシカは一時、絶滅寸前までになった時代もあったのですが、その後の国による保護政策の「行き過ぎ」で、今や推定約55万頭以上が生息していると言われて繁殖率も高く、北海道では農林田畑・高山植物花芽や樹皮の食害、これに伴う自然環境悪化への加害者と揶揄されているくらいです。

そんな厄介者のエゾシカは恰好の狩猟ターゲットです。林道内でなく一般国道でも、センターラインのド真ん中に立派な角を持ったデカいオスのエゾシカがド~んと立っているなどは、よくある光景となりました。ただし公道発砲は法令違反ですから。絶対禁止です。

道東方面に行くと走っている車と並走して10頭前後が左右横にいて挟まれながら走ったなんて話もよく聞きますが、ホントです。2メートル前方クロス横切り。自分は3回経験しています。

知床をはじめ阿寒湖、屈斜路湖などの道東方面でレンタカーを使った経験のある方なら、一度はエゾシカを見かけたこともあるのではないでしょうか?。そこら辺にエゾシカだらけで驚くことでしょう。

今やエゾシカの生息地域は道東知床方面だけではありません。北海道各地でエゾシカと車が道路で並んで走ることも日常的な光景となり、何も珍しいことではなくなってきました。今やエゾシカとヒグマ天国へ変貌したのが世界自然遺の知床地区です。

エゾシカと車、列車との衝突などの交通事故の危険性も高いと書くと、野生動物を追うハンター達にとっては、逆になんと羨ましいフィールドというか垂涎モノ情報だと思うか、それとも、車が壊れるなら北海道へ行くのは、やっぱり止めようかと思うくらい、それぞれの思いが交錯することでしょう。
 
これは、元々エゾシカ達が棲んでいる居住地域に我々人間が勝手に道路を作って車を走らせた結末。人間が侵入者なのですから、我々は彼らエゾシカに対して敬意を表しなければならないのが筋であると言っても過言ではないのです。是非、ハンターをはじめとする善良な人格者諸氏は、その思いを抱いてエゾシカ達の聖地に入って欲しいものです。

今後、晴れて猟銃所持許可をもらい初めてエゾシカ猟に出る初心者の方や、これからエゾシカハンターを目指そうという志ある方々にとっても、北海道ではエゾシカと遭遇するハードルは低く、意外な場所で、意外な時にではなく、ある意味、当然に出逢う環境です。北海道に来て良かった、「やっぱりここはエゾシカの棲む北海道なんだと実感することでしょう。是非、時間の許す限り北海道を堪能して下さい。
エゾシカ・ハンティング猟期は降雪で気温が下がる12月下旬以降がメインシーズンです。

ここでは北海道の地域紹介、エゾシカ猟を楽しくやりたいと希望する方々への心の準備、期待感、エゾシカなどの野生動物への敬愛メッセージです。

次からは、いよいよ狩猟・実猟編としてエゾシカを知ることからの文章展開になります。
増え続けるエゾシカを価値ある有効資源として捉え、農林・高山植物の食害をエゾシカから自然環境を守る保全活動、狩猟先進国から直輸入の装備品なども随時紹介していきます。
次章Chapter 3.でお会いしましょう。


【参考文献】
北海道アウトドアガイド養成書籍・以下4編(店頭非売品)
「北海道アウトドアテキスト(自然編、リスクマネジメント編、自然環境保全法令・制度編、応用編)」
平成24年2月・北海道経済部観光局発行(平成15年版改訂) All Right Reserved.Ⓒ.2020

I am a member of NPO social activities of exterminating the harmful birds and beasts control. Group for a valid and best use of White-tail Deer (Japanese, Ezo-shika ).
And belong to the Corporate Juridical Person in Japan Hunters Association (JHA). 
I will introduce several hunting our social activities scene or equipment in the following Chapter.Thank you very much. See you next Chapter 3. 

Ref )
Chapter 1.= エゾシカ狩猟の魅力 Fantastic & Wonderful Deer-hunting field.
Chapter 3.= エゾシカ狩猟・実猟準備Preparation of Big games for Deer hunting.

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